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1.ワーキングホリデー制度とは
海外で長期の生活を送るためには、何かしらのビザが必要です。
私が調べたところ、簡単に取得できて長期滞在が可能なビザとして「ワーキングホリデービザ(ワーホリ)」を知りました。
“ワーホリ”という言葉は聞いたことがあっても、詳しい内容は分からないという方も多いと思います。
この記事では、私が実際に調べた経験をもとに、初心者でも分かるワーキングホリデーの基本情報と調べ方をまとめました。
2.国ごとの違いを理解する
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、主に18歳〜30歳(国によっては35歳まで)を対象に、協定国での長期滞在と就労が許されたビザ制度で、国ごとに条件が異なります。
2025年時点で、約30か国がワーホリの協定国となっています。
ワーキングホリデー協定国一覧(エリア別・2025年版)
エリア |
国名 |
特徴 |
北米 |
🇨🇦 カナダ |
自然と都市生活の両方を楽しめる人気国 |
オセアニア |
🇦🇺 オーストラリア |
長期滞在・多様な仕事が可能 |
オセアニア |
🇳🇿 ニュージーランド |
自然豊かで落ち着いた環境 |
アジア |
🇰🇷 韓国 |
近くて安く文化体験も豊富 |
アジア |
🇹🇼 台湾 |
日本人に人気。短期滞在向け |
アジア |
🇭🇰 香港 |
金融都市での就労体験が可能 |
ヨーロッパ |
🇫🇷 フランス |
文化・食を楽しめる滞在先 |
ヨーロッパ |
🇩🇪 ドイツ |
英語でも働ける環境がある |
ヨーロッパ |
🇬🇧 イギリス |
大都市での仕事が豊富 |
ヨーロッパ |
🇮🇪 アイルランド |
英語圏で滞在しやすい |
ヨーロッパ |
🇪🇸 スペイン |
語学学習や文化体験に最適 |
ヨーロッパ |
🇳🇱 オランダ |
福祉や教育水準が高い国 |
ヨーロッパ |
🇮🇹 イタリア |
文化・食を楽しむ滞在向け |
ヨーロッパ |
🇩🇰 デンマーク |
北欧の福祉社会を体験 |
ヨーロッパ |
🇵🇱 ポーランド |
物価が安く滞在しやすい |
ヨーロッパ |
🇸🇪 スウェーデン |
教育水準が高く英語も通じやすい |
ヨーロッパ |
🇳🇴 ノルウェー |
自然と福祉国家を体験可能 |
ヨーロッパ |
🇮🇸 アイスランド |
大自然と独自文化を体験 |
ヨーロッパ |
🇫🇮 フィンランド |
教育・福祉の先進国 |
ヨーロッパ |
🇵🇹 ポルトガル |
温暖な気候で滞在しやすい |
ヨーロッパ |
🇨🇿 チェコ |
物価が安く文化体験も可能 |
ヨーロッパ |
🇸🇰 スロバキア |
中欧の文化と自然を体験 |
ヨーロッパ |
🇭🇺 ハンガリー |
中欧での就労体験に向く |
ヨーロッパ |
🇱🇹 リトアニア |
小規模で落ち着いた環境 |
ヨーロッパ |
🇪🇪 エストニア |
IT先進国で働きやすい |
ヨーロッパ |
🇱🇻 ラトビア |
自然と都市生活のバランスが良い |
ヨーロッパ |
🇱🇺 ルクセンブルク |
小国ながら国際都市で就労可能 |
南米 |
🇨🇱 チリ |
自然と都市が両方楽しめる |
南米 |
🇦🇷 アルゼンチン |
南米で人気の滞在国 |
南米 |
🇺🇾 ウルグアイ |
小国で治安が良く生活しやすい |
例えばオーストラリアの場合、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)で最大1年間滞在可能で、
農業などの特定の場所や職種で働くことで、2年目、3年目と条件付きで滞在期間の延長が可能です。
海外で働きながら長期の滞在ができる”ワーキングホリデー”制度。
決められた年齢までしか申請できない点も含め、一度は挑戦してみたい制度に間違いありませんね。
3.調べるときに押さえるポイント
ワーキングホリデー制度を調べるときは、次のポイントを意識すると効率的です。
・公式情報を最優先に確認:制度は不定期に更新されます。最新情報は必ず公式サイトで確認。
・必要書類の把握:パスポート、申請費用、資金証明、健康診断など、早めに準備。
・費用の計画:渡航費、生活費、保険料、語学学校費用など無理のない予算計画を。
・エージェントの活用:複数社とオンライン面談を行い、自分に合うエージェントを選ぶ。
4.私がやったこと
私がワーキングホリデーに挑戦すると決めて、実際に行ったステップは次の通りです。
①ワーキングホリデー制度の理解
公式サイトや情報サイト、体験談を読んで制度の基本を確認しました。
②国ごとの比較
ビザの取得難易度、可能滞在期間、仕事の状況、物価や気候を比較して渡航先を決定しました。
③必要書類の確認
パスポートや資金証明など、必要書類をリスト化し、準備に取り掛かりました。
④エージェントの情報収集
ワーホリや語学留学のサポートをしてくれるエージェントをネットで調べて、面談を予約しました。
5.まとめ
ワーキングホリデー制度をしっかり調べることは、海外生活準備の第一歩です。
情報を整理することで、ビザ申請や現地での生活も計画的に進められます。
次回の記事では、私が実際に行った「ワーキングホリデーエージェントの探し方」や「エージェント決定後のやり取りの流れ」について具体的に紹介します。