最近、ワーホリやネイティブ圏への留学を前に「2ヵ国留学」を選ぶ人が増えています。
私もその一人。フィリピン・セブ島で3ヶ月間の猛特訓を受けた後、オーストラリアのブリスベンで1ヶ月間語学学校に通いました。
しかし、実際に体験してわかったのは、「セブ島とオーストラリアでは、語学学校に期待すべき役割が180度違う」ということです。
今回は、私の実体験をもとに2つの国を徹底比較し、今の私が思う「賢い2ヵ国留学の形」を本音でお伝えします。
1. なぜ、30代の私は2ヵ国留学を選んだのか?
私が2ヵ国留学を決めた理由は、非常にシンプルです。
当時の英語力は「ほぼゼロ」。いきなりオーストラリアに行っても、ネイティブのスピードについていけず、仕事探しどころか友達作りもできないと確信していたからです。
まずは「物価が安く、マンツーマン授業が受けられるセブ島」で基礎を叩き込み、その後に「オーストラリア」で実践的な生活をスタートさせる。
さらに、現地でシェアハウスや仕事のリアルな情報をクラスメイトから得たいという、情報収集の狙いもありました。
私は以下の語学学校に通いました。
セブ:EV Academy 3ヶ月
オーストラリア:ILSCブリスベン校 1ヶ月
2. セブ島とオーストラリア、語学学校の決定的な違い
実際に両国の学校を体験して感じた、4つの大きな違いをまとめました。
| 比較項目 | フィリピン・セブ島 | オーストラリア |
|---|---|---|
| 授業スタイル | マンツーマン中心 逃げ場なし。自分のペースで学べる。 |
グループ授業のみ 多国籍な議論が中心。瞬発力が試される。 |
| 授業時間 | 1日約8時間のスパルタ。 | 1日約4時間の短時間集中。 |
| 出会える層 | アジア圏(日本・韓国・台湾等)が中心。 | 南米・欧州・アジア。まさに国際社会。 |
| 設備・教材 | 質素。紙のテキストがメイン。 | ハイテク。デジタル教材やクイズを活用。 |
3. ぶっちゃけます。オーストラリアの学校は「不要」だった?
ここで、これから2ヵ国留学を考えている方に最も伝えたい「本音」を書きます。
私の結論として、オーストラリアでの1ヶ月間の語学学校は、通う必要がなかったと感じました。
理由は3つあります。
- セブ島で十分伸びていた:セブでの3ヶ月を終えた時点で、B4(中級手前)レベルまで上がっており、オーストラリアのグループ授業では「物足りなさ」を感じてしまった。
- 期間が短すぎた:1ヶ月という期間では、新しい環境に慣れるだけで終わってしまい、目に見える英語力の成長は実感しにくい。
- 目的がブレた:情報収集のために通いましたが、結局すぐに別の都市へ移動することを決めたため、ブリスベン限定の情報は不要になってしまった。
もし、セブ島でしっかり基礎を固めたのであれば、オーストラリアでは最初から仕事探しや生活に飛び込んでも良かったな、というのが正直な感想です。
まとめ:2ヵ国留学を成功させるための「30代の選択」
今回の経験を通して学んだのは、「学校に何を期待するか」を明確にすることの大切さです。
- 英語の「基礎力」と「話す度胸」をつけたい:迷わずセブ島。コスパもタイパも最強です。
- 多国籍な友達と「海外生活」を楽しみたい:オーストラリア。ただし、3ヶ月以上通わないと深い成長は望めません。
もしあなたが30代で、限られた時間と資金で結果を出したいなら、「セブ島でガッツリ基礎を作り、オーストラリアでは即戦力として動く」というスタイルが、最も効率的だと私は思います。
初めての海外で不安な方にとって、オーストラリアの学校は「心の拠り所」にはなりますが、純粋に英語力を伸ばしたいだけなら、セブ島のマンツーマンに軍配が上がります。
私のセブ島での激闘の記録(全6回)も、ぜひ合わせて読んでみてください。
セブ島留学 体験談①|30代の決意。日本出発から学校到着まで

