実体験でわかった!セブ島×オーストラリア2カ国留学のリアルな体験談と比較
最近、ワーホリや英語ネイティブ圏での長期留学を前に「2カ国留学」に注目する人が増えています。私もその一人で、フィリピンのセブ島で3か月の語学留学を経験した後、オーストラリアにワーホリビザで渡り、最初の1か月間だけ語学学校に通いました。
この2カ国留学を通して、授業スタイルや学習環境、交流の機会など、国ごとにさまざまな違いがあることを実感しました。
この記事では、私の実体験をもとに、セブ島とオーストラリアの語学留学の違いを整理してご紹介します。これから留学やワーホリを考えている方が、自分に合った学習スタイルや留学先を選ぶ参考になれば嬉しいです。
1. 2ヵ国留学を選んだ背景
私が2カ国留学を選んだ理由は、当時の英語力がかなり低かったためです。まずはセブ島で基礎を固め、その後オーストラリアでさらにステップアップしたいと考えました。加えて、語学学校で友達を作りながら、クラスメイトから家探しや仕事探しのリアルな情報を得たいという思いもありました。
そのため、オーストラリア到着後の最初の1か月間は、ブリスベンにあるILSCという語学学校に通うことを決めていました。
※ILSCブリスベン校については、こちらからご確認いただけます。
2. レベルチェックテストとクラス分け
オーストラリアでの授業開始前に、オンラインでレベルチェックテストを受けました。テスト内容はセブ島で受けたものと似ており、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測るものでした。
私はB4レベルという結果でした。セブ島留学を始めたときは完全な初心者レベルでしたが、3か月間の集中学習を経たことで、もうすぐ中級レベルというところまで上がっていました。これはセブ島での成果であり、オーストラリアでの学習に向けて大きな自信になりました。
3. セブ島留学とオーストラリア留学の違い
授業スタイル
セブ島ではマンツーマン授業が中心で、自分が話す時間が非常に多く、苦手な部分や分からない箇所をすぐに質問できました。先生とのやり取りを通して、自分のペースで学べるのが大きなメリットでした。
一方、オーストラリアの語学学校はグループ授業が中心です。クラスメイトとディスカッションをしたり、先生からの質問に答えたりする形式で、自分が話す時間はマンツーマンより少なくなりますが、他の留学生の発言から新しい表現や考え方を学べるのは大きな利点でした。
授業時間
セブ島の語学学校では、基本的に朝から夕方まで1日約8時間の授業がありました。英語漬けの生活を送れるため、短期間で集中的に英語力を伸ばすには最適な環境でした。
オーストラリアの語学学校は午前中の約4時間のみ。時間は短いですが集中して学べ、午後はアルバイトや友人との交流など、授業外で実践的に英語を使える機会が多くあります。学習と生活をバランスよく組み合わせられるのが特徴です。
出会い
セブ島に集まる留学生は主にアジア圏出身で、同じ文化圏の仲間と交流しやすい環境でした。短期間でも深い関係を築きやすく、学習のモチベーションも高まりました。
オーストラリアには世界各国から留学生が集まるため、多様なアクセントや文化に触れることができます。多国籍の環境で英語を使う経験は、セブ島では得られなかった新鮮な学びであり、異文化理解や柔軟なコミュニケーション力も養うことができました。
教材・学習環境
セブ島の語学学校はシンプルな教材が中心で、マンツーマン授業では自分の弱点に合わせた学習ができる点が魅力でした。ただし教材や設備は質素で、デジタル機器を使った学習は限られていました。
オーストラリアの語学学校は教材や学習設備が充実しており、カラーのテキストやデジタル教材を活用します。クイズ形式やグループ学習を取り入れるなど、学習意欲を高める工夫がされていました。
4. 実際に通ってみて感じたこと
私の場合、オーストラリアの語学学校に通う必要はなかったと感じました。1か月という短期間では大きな成長を実感できなかったからです。また、到着後に都市移動を決めたため、ブリスベンでの情報も必要なくなってしまいました。もしセブ島のように3か月滞在していたら、違った捉え方をしていたかもしれません。
まとめ
今回の経験から学んだのは、語学学校に通う際は「自分が学校で何を得たいのか」を明確にすることが大切だということです。私の場合は英語力向上よりも、情報収集や人との出会いを重視していたため、語学学校に通う必要性は低かったかもしれません。
ただし、初めてのワーホリや海外生活に不安がある人にとって、語学学校は安心できる環境です。生活のスタートを支えてくれる点で、とても有意義だと思います。
セブ島留学のリアルな体験談をまとめた記事はこちらからご確認頂けます。
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