オーストラリアのスーパーで買えるお米は?SunRiceシリーズを徹底解説!

お米サムネ

オーストラリアのスーパーで買えるお米は?SunRiceシリーズを徹底解説!

日本人の主食といえばお米。海外にいても、やっぱり恋しくなりますよね。
ただ、オーストラリアでは日本米の持ち込みが禁止されており、私も実際に空港で没収された経験があります。
電子レンジで温めるタイプなら持ち込めますが、長期滞在には不向き。
そんなとき頼れるのが、スーパーでいつでも買えるSunRice(サンライス)シリーズです。
この記事では、主要5種類のお米を比較しながら、炊き方のコツも紹介します。

1. SunRiceで買えるお米の種類と特徴

オーストラリアではお米の種類を「粒の長さ」や「香りの有無」で区別します。下の表では、スーパーで見かけるSunRiceシリーズ5種の特徴を、日本人の感覚に合わせてまとめました。

英語表記 特徴・おすすめの使い方
White Rice Medium Grain 粒が短めで粘り気があり、日本の「うるち米」に近い食感。炊き立てはふっくらもちもち。寿司、カレー、丼ものなど日本食全般に最適。
White Rice Premium Long Grain 細長くパラパラしたお米。チャーハンやピラフ、カレーライスに合う。粘りが少なく軽い食感で、さっぱりした料理向き。
Jasmine Rice タイ原産の香り高いジャスミン米。アジア料理やエスニック系にぴったり。軽く柔らかい食感で、炒め物やグリーンカレーと好相性。
Brown Rice 玄米タイプで食物繊維と栄養価が高い。やや硬めだが噛むほどに甘みが出る。健康重視の人やダイエット中にも人気。
Basmati Rice 長粒で香りが強く、パラパラに炊ける。カレーやビリヤニ、ターメリックライスに最適。日本料理にはあまり向かない。

2. 日本人におすすめは「White Rice Medium Grain」

5種類の中で、最も日本人に馴染みやすいのがWhite Rice Medium Grainです。粒が短く、適度な粘りとツヤがあり、炊き上がりは日本の白米にかなり近い仕上がりになります。
「日本米が恋しいけど高い…」という方でも、このSunRice中粒タイプなら、ColesやWoolworthsで安定して入手でき、1kgあたり約$3〜$4とコスパも良好です。寿司、丼、カレー、チャーハンなど幅広く使えます。

sunrice

(画像:Sunrice White Rice Medium Grain)

3. 美味しく炊くコツ(炊飯器・鍋の2パターン)

オーストラリアのお米は日本と水分量が少し異なるため、炊き方のコツを押さえるだけで味が格段に変わります。炊飯器でも鍋でも、基本の手順は同じです。

① お米を洗う

まず、計量したお米をボウルに入れ、さっと水を加えて数回軽くかき混ぜ、白く濁った水を捨てます。2〜3回繰り返せばOK。洗いすぎると風味が落ちるので注意。

② 水加減の目安

お米を洗ったあと、水を加えて指の第一関節あたりまでの深さに水を入れます。日本の基準より少し多めにするのがポイントです。

③ 炊飯器で炊く場合

通常モードで炊くだけでOK。もし「少し硬い」と感じた場合は、水を少し多めにして再調整。炊き上がったらすぐに全体をほぐすと、ふっくら仕上がります。

④ 鍋で炊く場合

鍋で炊く場合も基本は同じ。洗ったお米と水を入れ、まず強火で沸騰させます。沸騰したら弱火にして15分ほど。火を止めた後はフタを開けずに10分蒸らすと、よりふっくら仕上がります。

⑤ ワンポイント:浸水時間を取る

炊く前にお米を30分〜1時間ほど水に浸しておくと、芯までしっとり炊き上がります。時間があるときはぜひ試してみましょう。

4. スーパーでの購入場所と価格目安

  • ColesSunRiceシリーズ全種類が常備。1kg〜10kgパックあり。
  • WoolworthsJasmine、Brown、Medium Grainなど主要5種類を取り扱い。
  • 価格帯:1kgあたり 約$3〜$6。大袋になるほど割安。

SunRiceはオーストラリア国内産なので、品質が安定しており、どの店舗でもほぼ同じ味・食感を楽しめます。

まとめ

オーストラリアのスーパーでは、「SunRice」シリーズを選べば間違いなし。特にWhite Rice Medium Grainは、日本のうるち米に最も近い味わいで、毎日の食卓にぴったりです。

アジアン・グロッサリーストアなどでも日本米を購入できますが、少し値段が高め。個人的には、価格と味のバランスを考えるとSunRice(またはSunrise)のお米で十分満足しています。

炊飯器でも鍋でも美味しく炊けるので、現地でも安心して「いつものご飯」が楽しめます。指の第一関節までの水加減と、炊いた後の蒸らしを忘れなければ、ふっくらツヤのある仕上がりに。

海外生活でも、食卓が整うと毎日がぐっと豊かになります。ぜひお気に入りのお米を見つけて、オーストラリアでの食生活をもっと充実させてください。