留学・ワーホリ予定者必見!オーストラリア到着後、最初にやるべきこと8選
ワーホリや留学でオーストラリアに行く予定だけど、「到着してから何をすればいいの?」と不安に感じていませんか?私自身、ワーキングホリデービザでブリスベンに到着したときは、右も左も分からずとても心細かったのを覚えています。
ただ、出発前にやることをリスト化していたおかげで、到着後は一つずつ確実に手続きを進めることができ、生活の立ち上げもスムーズでした。
この記事では、私の体験をもとに 「オーストラリア到着後にまずやるべきこと7選」 をわかりやすく紹介します。これから渡航する方が安心して新生活を始められるよう、ぜひ参考にしてください!
1. 在留届の提出
外国に3か月以上滞在する日本人は、外務省への「在留届」の提出が義務付けられています。災害や事件が起きた際に、大使館から安否確認や支援を受けられるので、安心のためにも必ず提出しましょう。
提出はオンライン(在留届電子届出システム「ORRnet」)で簡単に可能です。私はブリスベン到着後すぐに済ませましたが、数分で完了したので、後回しにせず早めに対応するのがおすすめです。
2. SIMカードの契約
生活に欠かせないのがスマホ。オーストラリアでは Telstra、Optus、Vodafone の3社が大手通信会社です。空港やショッピングセンターでプリペイドSIMを購入でき、パスポートを提示すればその場で契約が完了します。
私は事前に amaysimのeSIM を契約していましたが、到着しないと設定できず、空港から市内までの移動に苦労した経験があります。そのため、まずは空港で一時的なSIMを契約しておくのがおすすめです。
最終的には everyday mobile(Woolworthsが提供する格安SIM)を利用していました。毎月1回、10%のディスカウントクーポンがもらえるのが魅力で、日々の買い物時に役立っています。
エリアによって電波の強弱があるため、自分の滞在先や生活スタイルに合わせてSIMを選びましょう。
3. 銀行口座の開設
給料の受け取りや生活費の管理のために、オーストラリア現地の銀行口座は必須です。
Commonwealth Bank、ANZ、NAB、Westpac が「4大銀行」と呼ばれています。
私は Commonwealth Bank を利用しました。理由は、エージェント経由で事前開設できたためです。そのため、到着当日に支店でアクティベートを実施するだけでした。手続きは簡単で、パスポートとオーストラリアの住所・電話番号を持って銀行を訪れるだけで、スタッフも分かりやすい英語で対応してくれました。数日後にはデビットカードも届き、スムーズに利用を開始できました。
4. タックスファイルナンバー(TFN)の申請
オーストラリアで働くには タックスファイルナンバー(Tax File Number:TFN) が必要です。日本でいうマイナンバーのようなもので、ATO(オーストラリア税務局)の公式サイトから申請できます。通常、1〜2週間で郵送されます。
私は早く仕事探しを始めたかったため、到着初日に申請しました。余裕を持って申請しておくと安心です。
5. 交通系ICカードの準備
日本ではSuicaやICOCAなどが全国で相互利用できますが、オーストラリアでは都市ごとにカードが異なり、共通利用はできません。
主要都市のカードは以下のとおりです。
- ブリスベン:Go Card
- シドニー:Opal Card
- メルボルン:Myki Card
- アデレード:Metro Card
- パース:SmartRider
- キャンベラ:MyWay
- ホバート:GreenCard
- ダーウィン:Tap & Ride Card
滞在する都市に合わせて事前に調べ、到着後すぐに用意しておくと便利です。
6. 履歴書(レジュメ)作り
仕事探しを始める前に欠かせないのが レジュメ作成 です。レジュメがなければ応募できないため、最優先で準備しましょう。
私はセブ島留学中に事前作成していました。便利だったのが ChatGPTなどのAIツール。まず英文サンプルを出してもらい、自分の経歴やスキルを編集して仕上げました。
オーストラリアのレジュメは日本の履歴書と違い、フォーマットの決まりがなく、顔写真や年齢の記載も不要です。自由度が高い分、読みやすいデザイン が重要になります。私は Canva を使って整えましたが、見た目を工夫することで面接に呼ばれる確率が上がったと感じます。
7. 仕事探し
オーストラリアでの生活に欠かせないのが「仕事探し」です。給与水準が高いため、ワーホリを“出稼ぎ”目的で活用する人も多いです。その分、仕事を確保できるかが生活の安定を左右します。
都市部ではカフェ・レストラン・ホテルといった接客業が多く、郊外に出るとファームや工場の求人が中心。求人は Seek、Indeed、Facebookグループ などで探せますが、私が最も返信を多くもらえたのは Backpacker Job Board でした。
私は29歳11か月でオーストラリアに入国しました。セカンドビザやサードビザを視野に入れていたため、延長対象の仕事を早く見つける必要がありました。観光より仕事探しを優先し、毎日求人に応募した結果、なんと 到着5日目でミートファクトリーの面接 にこぎつけました。
※ Backpacker Job Board 公式サイトはこちら。
8. 家探し
最初はホステルやAirbnbに滞在しながら、シェアハウスを探すのが一般的です。物件情報は Gumtree、Flatmates.com.au、Facebookグループ などで見つけられます。
私は最初の1か月間、ブリスベン中心地にある学生アパート「Student One」に滞在しました。語学学校に通う予定があったため便利でしたが、家賃は週460ドルとかなり高額。その経験もあり、仕事探しに本気で取り組む必要がありました。
その後はアデレードに移動し、Flatmates を使ってシェアハウスを見つけました。ウェブ版もアプリ版も非常に使いやすく、効率的に家探しができました。
まとめ
オーストラリア到着後は、まず 生活基盤を整えること が何より大切です。今回紹介した8つのステップを到着後できるだけ早く済ませておけば、その後の生活がぐっと楽になります。
私自身も最初は不安だらけでしたが、少しずつ準備を進めていくうちに安心して暮らせるようになりました。これからワーホリや留学で渡航する方も、ぜひ参考にして準備を進めてください!

