セブ島留学 体験談④|授業以外の学校生活と1か月を振り返って
セブ島での留学生活、授業だけでなく、生活環境が快適かどうかも留学の成功を左右します。今回は、私が通ったセブ島の人気語学学校、EV Academy(EVアカデミー)での寮生活や食事、そして1か月を終えた振り返りについて紹介します。
※EV Academyの公式サイトはこちら。
1. 寮生活について
私が滞在していた学生寮は4人部屋でした。各部屋にはベッド・机・クローゼット・エアコン・バスルームが備わっていて、勉強にも生活にも不自由はありませんでした。
初めて相部屋を経験するので緊張しましたが、台湾から来ていたルームメイトとすぐに打ち解けることができました。
滞在期間は人によって異なるため、ルームメイトが定期的に入れ替わります。わずか数週間しか一緒に過ごさない人もいれば、数カ月間を共にする人もいます。
短い時間でも同じ空間で切磋琢磨した仲間との別れは寂しく、同時に刺激にもなりました。彼らとの日常的な会話こそが、私の英語力を少しずつ成長させてくれたのだと思います。
ただし、ルームメイトによっては、片付けが苦手だったり、夜遅くまで電話をしていたりと、ストレスになる場合もあります。プライベート空間を大切にしたい人は、多少費用が高くても1人部屋を選ぶのが安心です。

(写真:学生寮 4人部屋)
2. 食事
学校の食堂では朝・昼・夕食の1日3食が決められた時間にビュッフェ形式で提供されます。フィリピン料理を中心に、韓国料理や中華料理なども取り入れられており、毎日食べても飽きない工夫がされていました。
中には初めて口にする味付けもありましたが、留学中に異文化の食事に触れられるのは貴重な体験です。日本食が恋しくなることもありましたが、「留学生活の一部」として前向きに楽しめました。

(写真:食堂のご飯)
私自身はお酒が好きなので、食堂で軽く食べたあとに友人とパブに行くこともありました。時にはひとりで行き、店員さんと英語で会話して仲良くなることも。こうした小さな体験が、実践的な英語練習につながりました。
(写真:学校近くのパブ)
また、フィリピンではGrabという配達アプリがよく使われており、学校内でデリバリーを頼む学生もいました。日本のUber Eatsのような感覚で、食事の選択肢を広げられる点も便利でした。
3. 1か月を振り返って
授業と生活の両面で英語漬けの1か月を振り返ると、最初の頃は戸惑いと不安でいっぱいだったことを思い出します。授業では自分の英語力不足を痛感し、日常生活でも言いたいことが伝わらず悔しい思いをすることが多くありました。また、間違いを恐れていました。
しかし、共同生活を通して英語でコミュニケーションを取る機会が自然に増え、少しずつですが、英語での会話のキャッチボールができていることが実感できるようになりました。完璧に話せなくても、伝わったときの達成感が自信につながり、学習意欲を支えてくれました。
先生とも仲良くなったことで、以前のような緊張感は無くなり、より集中して授業に取り組むことができました。
この1か月で、英語力が飛躍的に伸びたわけではありませんが、生活に慣れて勉強のペースをつかみ、少しずつ成長を感じられるようになりました。
まとめ
セブ島留学の1か月目は、授業以外の生活も含めて多くの学びと発見がありました。寮での共同生活は、単なる生活の一部ではなく、英語を使う実践の場でもあります。最初は大変でも、環境に慣れてからはそのすべてが成長の糧となりました。
「英語を学ぶための留学」ではなく、「生活すべてが学びの機会」。これが私が1か月を経て実感した大きな気づきでした。
次回の記事では、放課後や週末にどんなふうに過ごしていたのかを、実際の体験を交えながら紹介します。
授業の外にもたくさんの学びのチャンスがありました。ぜひ続きも読んでみてください。

