フィリピン留学で必要だった「捨てチケット」を格安で手配した体験談
フィリピンへ語学留学する際、多くの人が悩むのが「捨てチケット」の問題です。私がセブ島へ3カ月留学した際は、入国条件としてフィリピン入国後、30日以内に出国する航空券が必要でした。この記事では、「なぜ捨てチケットが必要なのか」、「格安で手配できたおすすめのサービス」を紹介します。
1. なぜフィリピン入国に「捨てチケット」が必要なのか?
フィリピンに限らず、多くの国では「片道航空券」だけでは入国できない場合があります。航空会社や入国審査で「滞在期限を過ぎても帰国しないのでは?」と疑われるのを防ぐために、出国を証明するチケットが必要とされるからです。
私の場合は、語学留学でセブに3カ月滞在する予定だったため、入国用の航空券(日本→セブ)と留学後に東南アジアを周遊する予定だったので、出国用の航空券(セブ→マレーシア)を準備していました。しかし、これとは別に、30日以内にフィリピンから出国するための航空券、通称「捨てチケット」が必要でした。使う予定はないけど必要な航空券ということから、”捨てチケット”と呼ばれるようです。
2. 格安で捨てチケットを用意する方法
使わない航空券に無駄なお金を使いたくなかったので、自分なりにいろいろと調べてみました。
①近隣国への航空券を手配
最初は、近隣国(マレーシアやシンガポール)への格安航空券を確認しました。しかしLCCを使っても1万円近い値段でした。無駄になる航空券への出費としては大きすぎると思い、違う方法を探すことにしました。
②キャンセル前提のチケット購入
「通常の航空券を買って、すぐにキャンセルしてキャンセル料を払う」というグレーな方法もあると知りました。確かに短期間で解決はできますが、手間がかかるうえにキャンセルを忘れる可能性もあったので、私はできるだけ安全でシンプルな方法を探しました。
③Top Onward Ticket サービスを利用
調べていく中で見つけたのが、Top Onward Ticketというウェブサイトです。このウェブサイトでは、10〜15ドルほどで、一定期間(通常48時間)有効な出国用の航空券を発行することが可能です。使い方はとても簡単で、オンラインで必要事項を入力し、支払いを済ませれば、予約確認書(Eチケット)がメールで届きます。
3. Onward Ticketの利用方法
①公式サイトにアクセス:https://toponwardticket.com/
②必要情報を入力(下記表や画像を参照)
Top Onward Ticket 必要情報一覧
| 入力項目 (英語) | 入力項目 (日本語) | サンプル |
|---|---|---|
| Your Title | 敬称 | Mr |
| First Name | 名(下の名前) | Taro |
| Last Name | 姓(苗字) | Yamada |
| Passenger | 搭乗者の人数 | 1 |
| Choose Your Trip | 旅程の種類(片道/往復) | One Way |
| Your Email | メールアドレス | taro.yamada@email.com |
| Departing Airport (From) | 出発空港 | Cebu – Philippines (CEB) |
| Arrival Airport (To) | 到着空港 | Tokyo – Japan (HND) |
| Departure Date | 出発日 | 2025-10-10 |
| Return Date | 復路の日付(往復を選んだ場合) | 2025-10-20 |
| Billing Address | 請求先住所 | 123 Main Street, Shibuya, Tokyo 150-0002, Japan |
| Card Number | クレジットカード番号 | 1234 5678 9012 3456 |
| Expiry Date | カードの有効期限 | 01/23 |
| CVC | カード裏面のセキュリティコード | 123 |
| Card Holder Name | カード名義人の氏名 | Taro Yamada |
| Country | 請求先の国 | Japan |
③クレジットカードで決済(約10〜15ドル)
④②で指定した条件でEチケットがメールで届く
4. 実際にフィリピン入国で使ってみた感想
私はTop Onward Ticketで取得したチケット(Eチケット)をチェックイン時と入国審査時に提示しましたが、特に突っ込まれることもなく、問題なく入国できました。無事に3カ月の留学生活を過ごし、留学後も数回フィリピンに訪れましたが、入国審査もスムーズに通過できています。
最初は「本当に大丈夫かな?」と不安でしたが、問題なく通用しましたし、同じ状況の留学生やワーホリ仲間も多く使っている方法だとわかりました。
まとめ
フィリピン留学では、入国時に「出国用のチケット」が必要になるケースが多いです。しかし、実際の予定が未定な場合や費用を抑えたい場合、Top Onward Ticketのようなサービスは非常に便利です。私自身も10ドル程度のコストで安全に入国できたので、同じように留学や長期滞在を考えている方におすすめできます。
これから「捨てチケット」が必要な方は、ぜひTop Onward Ticketをチェックしてみてください。安くて簡単に「捨てチケット問題」が解決できます。


